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  • ホルモンって何?

    これからこのブログでは自分に関係するネタや事件、事故、時事ネタなんかを掘り下げて調べたことを皆さんに共有したいなと思います。

    ピースケと申します。タイトルにあるホルモンとは、内分泌腺から生成される化学物質のことですが、今回はそちらではなく(後々、そちらのホルモンについても投稿していく予定です)、牛豚の臓物の話です。苦手な方はこの後は静かにブラウザのこのタブを閉じてください。

    日本でいわゆるホルモンとは、語源はおそらく「ほおるもん」(廃棄するもの)と言われておりますが、戦後の焼肉屋さんなどで提供される牛豚の臓物のことですね。

    焼肉屋さんということで、在日コリアンの方々がその当時に仕入れ値の安かったホルモンをお店で提供したので日本では精力のつく食べ物としてホルモンは認知されていったわけです。

    ところが、韓国に行って本場のホルモンを注文しようとした時に、意外な壁にぶち当たったのでした。それは、ホルモンの専門店に行っても電子辞書や今ならスマホで調べられますが、日本のホルモン焼き肉店のようにそれぞれの部位を何と呼ぶか、咄嗟には分からなかったので、気づいたら十数年が経ってしまいました。

    だがしかし、今ならAIも発達しているし同時翻訳のツールもたくさんあります。そこで先ほど覚えたホルモンネタを書き留めて置こうと思った次第です。

    「牛は胃が4つで、1番目の胃をミノ(곱양,양)、2番目の胃をハチノス(벌양)、3番目の胃をセンマイ(처녑,천엽)、4番目の胃をギアラ(막창)と呼ぶ。」

    これはインターネットのAIさんというすごい知識を持った方が説明してくれた牛の4つの胃の説明です。ハングル分からない方の為に書いておきますが、1つ目がミノ(韓国語 ヤン)、2つ目がハチノス(韓国語 ボリャン)、3つ目がセンマイ(韓国語 チョニョプ)、4つ目がギアラ(マクチャン)です。

    今調べながら書いていて、マクチャンは直腸(大腸の一番肛門に近い部位)やったよな…と思いつつ書き進めます。

    僕はずっと韓国語のヤンというのは、漢字のイメージで「羊」の事だと思っていたのです。それがホルモンのミノのこと?というので調べたら「羘」という漢字語だったのではないか?という事実。なのでコプチャンっていうのが一般的なホルモンの呼称で、ヤンコプチャンは「羘コプ腸」(장 と창は発音が微妙に違うのですが)かと。

    コプチャン(곱창)はずっと日本語で言う小腸、テッチャン(대창)は大腸、という認識でした。しかし、ヤンコプチャンってよくメニューで見てたのにそのヤンは羊ではなく羘だったかも?という驚きで今回の記事を書きました。

    今、新たに知った情報で韓国の焼肉屋さんでヤンコプチャンっていうのは「ヤン(ミノ)コプチャン(小腸)」のホルモンミックス焼ではないかと思われます。

    コプチャンは京都の焼肉屋さんではホソとかシロとか呼ばれてたりしますが、ぷりぷりの食感で美味しくて僕も大好きです。

    焼肉ネタでこのブログを始めるとは夢にも思っていませんでしたが、ひとまずこの第一投稿をしめたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。